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2026年1月28日、厚生労働省は全国の精神科病院における障害者虐待の実態調査結果を初めて公表しました。

虐待判断件数: 
260件(令和6年度〜7年度集計)。

内容: 
身体的虐待が最も多く、次いで心理的虐待、放置(ネグレクト)。

背景: 
閉鎖的な病棟環境、慢性的な人手不足、および「不適切なケア」を是正できない組織風土が指摘されています。
 

このニュースを見て「自分には関係ない」と思うのは危険です。
虐待が起きる職場には共通点があります。それは「余裕のなさ」と「密室性」です。
どれほど志の高い介護職であっても、過酷な労働環境で誰にも相談できず、自分のケアが誰の目にも触れない状態が続けば、心が摩耗し、無自覚に不適切な対応をとってしまうリスクがあります。
これは、あなた自身のキャリアを破壊することに繋がります。

【具体的な対策案】

「記録の透明性」を確認する: 
記録が手書きのノートで、管理職しか見ないような職場は避けてください。タブレット入力で、多職種がリアルタイムで情報を共有し合える職場は、相互監視と相互フォローが機能しているため安全です。

面接で「ハラスメント・虐待防止委員会」の活動実績を聞く: 
「あります」という回答だけでなく、「最近どんな改善案が出ましたか?」と聞いてみてください。具体例が返ってこない職場は形骸化しています。

「外部の目」があるか: 
ボランティアの受け入れや地域交流、CARELAYのような外部プラットフォームで他事業所と交流がある職場は、組織が健全に保たれやすいです。

虐待件数の公表は、業界の「闇」を照らす一歩です。
求職者の皆さんに伝えたいのは、あなたを守るのは「自分自身の優しさ」だけではなく、「組織の仕組み」であるということです。
2026年の職場選びでは、あなたの専門性を尊重し、かつ「独りきりにさせない」仕組みがあるかどうかを最優先にチェックしてください。