深刻化する地域格差と運営難
2025年度末の集計で、訪問介護事業所の倒産および休止数が過去最多を記録しました。主な要因は、ヘルパーの高齢化による人材不足と、燃料費・光熱費の高騰が収益を圧迫していることです。特に都市部の小規模事業所において、特定事業所加算の取得が困難なケースが多く、収益性が改善されないまま撤退を余儀なくされる事態が相次いでいます。
「単独経営」から「地域連携」へのパラダイムシフト
小規模事業所が単独で全てのコスト(採用・事務・教育)を賄うのは、現在の報酬体系では限界に達しつつあります。今後は、近隣の事業所同士で「教育研修を合同で行う」「バックオフィス業務を共通化する」といった、ゆるやかな連携や組織の統合が加速するでしょう。競合を「敵」ではなく、地域インフラを守る「パートナー」として捉え直す視点が求められています。
固定費の削減と加算取得の再設計
管理者は、現在の固定費(特に車両維持費や事務経費)を徹底的に見直し、共同購買やシェアリングサービスの活用を検討してください。また、ICTを活用した移動効率の最適化を急ぎ、職員の負担を減らしつつ「特定事業所加算」などの上位加算を取得できる体制への再編を最優先事項として動くべきです。
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出典
・東京商工リサーチ「2025年 介護事業所の倒産動向調査」
・日本経済新聞「訪問介護の撤退相次ぐ、人材不足が主因」

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